【大分】蛤しるこ

大分菓子

はまぐりに穴を開けて湯を注ぐと、可愛らしい紅白のひよどりが出てくる。
もち粉で出来た厚めの最中の皮がいい感じで餅の代わりになる。

平安時代には貝合せという神経衰弱のような遊びがあり、対の貝を合わせることから、蛤は夫婦円満などの縁起物にされていた。
千鳥も「千取り」と読み替えられることから富を呼ぶ縁起物。

三重県桑名市名物の蛤しるこのほうには、鳥は入っていない。

武蔵屋総本店
大分県中津市牛神424-4
1924(大正13)年創業

1927(昭和2)年、蛤しるこの販売。

城下町中津は、なかなかのお菓子の街。