私が追いかけているお菓子に、うすいどら焼きのような丸い生地であんこを挟んだ半月型のお菓子があります。
中花饅頭、中華饅頭、千代香など、地域によって名前がちがうのですが、新潟県三条市に形の変わったこのお菓子があるとのうわさを聞きつけ、行ってみました。
江戸時代創業の老舗菓子店「つるがや」。
他に、味噌まんじゅう、くるみ餅を購入。
味噌まんじゅうは、つるがやの前に寄った西山製菓(長岡市)にもありました。
新潟ではポピュラーなお饅頭なのでしょうか。
お店のHPの味噌まんじゅうのところを見ると、
”初代敦賀屋長吉が、滋養のある越後味噌を外の皮に入れ内側の白餡と調和させ独特の製法で創りましたのが「三条名物 元祖味噌饅頭」です。”
とありました。
歴史ある名物菓子だったんですね。
くるみ餅も、
”初代敦賀屋長吉が、越後平野の美味しい米に厳選した越後醤油を混ぜ込み、くるみをまぶして独特の製法で創りましたのが「三条名物 元祖くるみ餅」です。”
とあります。
こちらも江戸時代から続く伝統菓子ですね。
つるがや
新潟県三条市本町4−3−17
創業文政(1818-1830)
国の登録有形文化財に指定されています。