竹田の銘菓 三笠野・荒城の月

あんこ

少し前まで、但馬屋老舗と川口自由堂が作っていたのだけど、2024年川口自由堂が閉店。
158年の歴史に幕を閉じました。

但馬屋老舗は、大分最古の菓子屋。

但馬屋老舗
大分県竹田市竹田町40番地
1804年(文化元年)創業

三笠野

岡藩第10代藩主中川久貴が、奈良で売られていた燧焼(ひうちやき)に倣い作らせたものであると言われる。「三笠野」という名は、奈良の三笠山と春日野にちなんで久貴によって名付けられた。

ひうち焼は、春日大社の手前にあった荷茶屋が江戸の末期に売り出した餅菓子が始まりで、原型は唐菓子のぶと、らしい。

荒城の月

もとは岡藩にも献上されていたお殿様のお菓子「夜越の月」。
昭和初期に滝廉太郎が岡城を偲んで作曲した「荒城の月」にちなんで改名。
黄身餡を淡雪寒で包んだ、月をイメージした生菓子。

竹田城址