ゆべしは全国各地に存在する郷土菓子。
柚子もしくはクルミを用いた和菓子・珍味。
源平時代から、携帯食・保存食として食べられていたといわれます。
全国各地に様々な形状・味のゆべしが存在しています。
同じ名前でこんなに様々なお菓子が全国各地で作られてるのゆべしくらいじゃないでしょうか。
菊池の伝統菓子 ゆべし
菊池一族が南北朝時代に戦の携行食にしていたという話もあり、菊池では柚餅子は昔から自宅で作ったりして、各地で行われる祭りなどで食されていました。
ゆべしの有名なお店、泉屋さんがあったのですが、私が初めて菊池に足を踏み入れた時には、すでに閉業されていました。
菊池は、日本一薄い正観寺の松風など、なかなかお菓子の町でもあるのです。
城下町はお菓子充実してるとこ多いよね。
隈蔵米菓
熊本県菊池市隈府216−5
柚子風味のベッタリとした餅。
べっとりベタベタ刃物では切れそうにない。
こういう時は、竹皮の端を切って糸の代わりにゆべしを切るんです。
甘すぎず美味。